- azul-izu
#4 引き出したいものは
最終更新: 2020年2月26日
選手たちにいつも求めるもの
言うからには我々コーチたちも常に設定し、様々なチャレンジをしています
今回の『GOAL』は?

バーモントカップ 試合前の準備
この日見せたもの
▮バーモントカップ 試合前の準備
新年度となり、ジュニアの5、6年生は最初の大会『バーモントカップ』に出場しました
12チーム中3位以上は東部大会へ進出
選手たちはそれよりも新学年として試合が出来ること、久々のフットサルの試合ということにワクワク
1日中コートの空きスペースで遊んでいました
アップから各チームの色がある
ポゼッション練習、パスコン、セットプレーの確認
その中、うちの選手は遊びに見えるボールの奪い合いとゲーム
でもその中にこの日彼らに表現して欲しいものが全て含まれる
ブレーキを忘れず事故を起こさないようにすること
信号は眺めずに感じること、そしてフライングはせずに誰よりも早く出発すること
ただし発車オーライは言わない、示さない
全く緊張感のないミーティング、試合
ふざけているわけではない、今日はどのチームも勝ち上がり東部大会に行きたいピリピリムードの中、彼らのより良いプレーを引き出し、実戦で成功を感じて欲しかったからそうしただけ

▮この日見せたもの
初めからそれなりにはやれるだろうとは思っていましたが見事なものでした
入りこそムキになってしまうプレーが見られたものの、すぐに取り戻しいつも通りやる
抑えたはずのパスコースにボールが出てくる
インターセプトを狙えずパスを通される
もう一歩寄せれば外される
取れるはずのボールが取れない
相手選手はこう思ったのではないでしょうか
ゲームを支配しながら必要以上に急がずじっくりじっくり仕留めにいく
アスルクラロ伊豆ファミリーには失敗や負けに対して『なんだよ〜‼︎』という人はいないので笑顔でプレー
しかしゆる~い感じでも奪われた瞬間は自分たちから一気に襲い掛かる
自ら動き出す鍛え上げられた頭の中は3倍速!?
関西で中学チーム対強豪高校の衝撃的な試合を観た後、監督さんとした会話
ーこちらが持っていたイメージと全然違いました
『それは自分がそれを良しとしないから。言わずとも描いているものは選手達が勝手に表現してくれる』
身に付けてもらいたいのは型ではなく感覚
見せてもらいたいのは今何を考えていて、どこまで表現出来るのか
『お前らもっとやれるだろ!?スゲーのを見せてみろ!!』
と心の中で
ゴールキックカットで1点と最後のPKはご愛嬌
子供たちに許されない失敗はない、使い方は失敗から学ぶべし!
これから6年生はたくさん試合ができるぞ!!
